激務&薄給で「拷問」…韓国版センター試験に苦しむ教師の悲惨な実態 トイレに行く暇もなく試験中に監督官が倒れるケースも
韓国では11月17日、日本におけるセンター試験(大学入学共通テスト)に相当する大学修学能力試験、通称「修能」が行なわれる。この日は受験生にとって最も苦しい一日となる日だが、実は憂鬱なのは学生だけではない。監督官に指名される教師もまた、苦悩の日となるのだ。というのも、約1年前の2021年11月、全教組が修能を控え全国の中高等学校教師4819人を相手に実施した「修能監督制度改善緊急アンケート」の結果、70%近くの教師が「監督官をしたくない」と答えているからだ。