浸水から3か月の浦項製鉄所、来年1~3月期に正常稼働へ=韓国
韓国最大の製鉄会社「ポスコ(POSCO)」は24日、ポハン(浦項)製鉄所の内部を公開した。台風による浸水被害直後から復旧作業を行い、現在は高炉3基と製鋼工程、18の圧延工程のうち7工程を正常稼働していると明かした。復旧作業には、社員をはじめ延べ100万人を投入した。同社は年内に圧延工程のうち、連続溶融亜鉛めっきライン(CGL)、高品質ステンレス鋼(STS)第1冷延などの3か所を除く15か所を復旧および再稼働し、従来の浦項製鉄所で生産していた製品を通常通り供給する計画だ。