【ハンギョレ】昔のヨーロッパがみた大韓帝国末期の朝鮮は中国と日本の間に置かれた「餌食」だった
日清戦争勃発直前の1894年7月15日、オーストリアの雑誌「デル・フロー(Der Floh)」はカニ(朝鮮を象徴)を挟んで中国人と日本人がけんかをする場面を描いた風刺画を掲載した。後ろでは女性平和活動家ベルタ・フォン・ズットナーが「武器を下ろせ」と諭している。当時、ヨーロッパの知識人たちは東アジアの状況にも関心を持っていたが、中国と日本、西洋列強の間に挟まれていた朝鮮(または大韓帝国)はカニをはじめ牛、蜂の巣などとして描かれていた。