【統一教会】文鮮明の豪奢な部屋にはキリスト、仏陀、レーガン大統領、天皇が文の前でひざまづいている合成写真が飾られていた
世界反共運動の扇動者
そのためにも、この問題を大きな世界的な枠組みでもう一度、捉え返す必要がある。米下院フレーザー小委員会は、60年代から始まった統一教会勢力の特に米議会活動への侵入ぶりを3年間かけて調査し、78年に報告書を発表(写真1)。それにより同勢力の活動は大きく制約されたが、81年に旧ソ連を「悪魔の帝国」と呼び対決を呼号するレーガン大統領が出現すると俄に蘇り、80年代前半を通じて様々な民間団体を作って活動した。