【夕刊フジ】公的年金の積立金を運用「GPIF」の投資先、中国企業への懸念 米で上場廃止、尖閣海洋調査や「一帯一路」も
公的年金の積立金を運用している「年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)」の投資先に、懸念を示す声がある。米国の証券取引市場で上場廃止となった中国国営企業や、沖縄県・尖閣諸島周辺海域で無断の調査活動に関与した企業、習近平政権の巨大経済圏構想「一帯一路」に関係する企業などが含まれているのだ。自由主義諸国が、中国の軍事的覇権拡大に警戒を強めるなか、岸田文雄政権は現状を放置するのか。