東レ、韓国でPPS樹脂生産を5千トン増強 世界最大メーカーの立地高める
東レの韓国子会社である「東レ尖端素材」(代表取締役チョン・ヘサン)は6日、韓国全羅北道セマングム産業団地にある郡山工場で、2024年末稼働を目標に、年産5000トン規模のPPS樹脂(ブランド名:TORELINA)生産設備を増設すると明らかにした。今回の増設により、韓国最大となる年産1万3600トンの生産規模を確保することで、東レグループもグローバル生産量を年産3万2600トンまで拡大し、世界最大のPPS樹脂メーカーとしての立地を固めることになる。