【Newsweek】GDPの1.5%を占める性産業の合法化で、売春大国タイはどう変わるのか?
<利益は莫大ながら違法。搾取や暴力の標的になり、コロナ禍でも救済の対象外だったセックスワーカーたち。1人の議員が合法化を訴えて立ち上がったが、問題は複雑>タイ中部のビーチリゾート、パタヤ。ネオンがまぶしい歓楽街にはセックスがあふれている。【写真】当局の取り締まりに抗議するセックスワーカー(パタヤ)
性風俗店が立ち並ぶ通りに近いアパートで、アウチャナポーン・ピラサタ(37)は鏡を見ながらプラム色の口紅を重ね塗りし、黒いアイラインを引く。