【西村経済産業相】「韓国側の取り組み状況次第だ」 対韓輸出、規制強化は解除も優遇は慎重姿勢
西村康稔経済産業相は17日の閣議後記者会見で、韓国に対する半導体関連材料の輸出規制強化措置を解除したことに関して、韓国側の体制に改善が認められたことなどを踏まえて運用を見直したと述べた。一方、輸出手続き上の優遇対象国への再指定に関しては「韓国側の取り組み状況次第だ。姿勢を慎重に見極める」と強調した。政府は2019年、半導体の洗浄などに使う3品目の輸出管理強化と、輸出手続きを簡略化する「グループA(旧ホワイト国)」からの除外という2つの措置を実施した。