【毎日新聞】米海兵隊、「トマホーク」日本などへの配備見送り 政治的ハードル高く
米海兵隊が導入する地上発射型の長射程巡航ミサイル「トマホーク」(射程1600キロ以上)の日本を含む外国への配備が見送られることになった。東アジアでの中国との「ミサイル格差」を埋めるため、日本やフィリピンへの配備が有力視されてきたが、難航が予想される同盟国との正式な交渉入りを避けた形だ。中距離ミサイルを巡っては、米陸軍も導入を進めているが、日本やフィリピンでの拠点が乏しく、外国への配備が実現するかどうかは不透明だ。