立民が憲法への自衛隊明記に慎重論 中国反発を懸念 {4/20}
立憲民主党の吉田晴美衆院議員が20日の憲法審査会で、自民党などが提案する9条への自衛隊明記をめぐり、中国などの反発を招きかねないと懸念を示す場面があった。「国内だけの問題にとどまらない。国際的にどう受け止められるだろうか」と述べた。吉田氏は、中国共産党機関紙の人民日報系の環球時報が社説で、自衛隊明記に関して「戦後の歴史や平和発展の道を否定する危険な信号を、隣国とアジアに発することになる」と主張したことを伝えた昨年7月の産経新聞の報道を紹介。