【韓国のアイデンティティの問題】日韓首脳会談─岸田首相の「心が痛む」発言を海外メディアはどう評価したか
|「シャトル外交」12年ぶりに再開
《略》
|米紙も注目した「謝罪の言葉」
日韓関係の最大の懸念は、日本が朝鮮半島を植民地支配していた時代の徴用工や慰安婦をめぐる歴史認識問題であり、今回も日本の首相から謝罪の言葉があるかどうかが注目された。岸田は結局、植民地支配への反省とおわびを明記した1998年の日韓共同宣言に触れ、歴史認識をめぐる「(日本)政府の立場は今後も揺るがない」と述べるにとどめ、謝罪はなかった。