入管法案廃止を求めるデモ、崔江以子さん「川崎では多文化共生が行われてきた。この地からこそ、ともに生きる声を上げたい」
「難民の命を危険にさらしかねない」と批判される出入国管理及び難民認定法(入管法)改正案の廃案を求めるデモが27日、川崎市で行われた。参院で審議が続く中、約300人の市民らが川崎駅東口などを巡るコースを歩き、軽快な音楽を背景にラップ調で「外国人をいじめるな」と声を上げるなどした。法案は難民認定申請3回目以降の人の強制送還を可能にする条文を含むため「難民を危険地に送らない難民条約の原則に反する」と批判されている。