【読売新聞】原発「処理水」の海洋放出、今月下旬にも開始で調整…日米韓首脳会談後に最終決定へ
政府は、東京電力福島第一原発の処理水について、今月下旬にも海洋放出を開始する方向で調整に入った。岸田首相は18日に米国で行われる日米韓首脳会談に出席し、20日に帰国後、西村経済産業相らが参加する関係閣僚会議を開き、具体的な放出時期を最終決定する見通しだ。
複数の政府関係者が明らかにした。政府は、国際原子力機関(IAEA)が放出の妥当性を認める包括報告書を公表したことなどを踏まえ、放出計画への理解が国内外で進むように全力を挙げている。