【社会】「祖国へ帰れ」「差別の当たり屋」「被害者ビジネス」は差別 ★2
インターネットに長年にわたり匿名で差別や中傷の投稿を繰り返され、精神的苦痛を受けたとして、川崎市の在日コリアン3世、崔江以子(チェカンイヂャ)さん(50)が茨城県の40代男性に損害賠償を求めた訴訟で、12日の横浜地裁川崎支部判決は、「祖国へ帰れ」といった投稿が差別的言動であることを認めた。判決後、市内で開かれた報告集会で、崔さんは「ほっとしている」と安堵(あんど)の表情を見せ、「これ以上の被害を生まない法規範につながっていけば」と話した。