【産経新聞】「チベット人の信仰心は破壊できない」ダライ・ラマ法王の甥が来日 中国の同化政策の窮状訴え
チベット仏教最高指導者、14世の甥であるケドループ・トゥンドップ氏が8日、亡命先の台湾から来日し、東京都内で講演した。「中国共産党政権はチベットの伝統、文化、言語、宗教を奪い、(チベット自治区に漢民族の)移民を送り込み、中国化している。まさに文化的ジェノサイドだ」と述べ、「各国は(88歳の)ダライ・ラマ法王が生存している間に、チベット弾圧が解決されるように中国に圧力をかけてほしい」と訴えた。