【北京で5倍増】「呼吸器疾患」の猛威 子供は重症化の恐れ…日本大使館が注意喚起「訪日客などですでに流入の可能性」
中国北部を中心に、肺炎などの呼吸器疾患が急拡大している。北京市内の法定感染症患者の報告数は直近2週間で約5倍に増えた。在中国日本大使館は11月30日、子供の場合は重症化の恐れがあるとして「早急に医療機関を受診するよう勧める」と在留邦人に注意喚起した。◇
北京疾病予防コントロールセンターによると、法定感染症患者の報告数は11月6~12日に約1万4000件だったのが、13~19日に約3万7000件、20~26日に約7万2000件と急増した。