【中央日報コラム】ソン・フンミンには愛国のにおいがするなら、大谷には美しい青年を眺める美学の楽しみがある
一人の青年がいる。背が高くハンサムで、さわやかな笑顔に性格もよく、卓越した野球の実力まで兼ね備えた青年だ。ドラマや映画でなく実際にこのような青年が存在すれば、どの娘の親もときめくのではないだろうか。大谷翔平のことだ。ホームランを打ってベースを回る彼の姿は見ている人を微笑ましくする。ある日は打者が全く反応できない速球で、ある日はフェンスをはるかに越える本塁打でスポーツニュースに顔を見せる大谷は、いつの間にかいかなる抵抗感もなく私たちの警戒心を取り払って入ってきた。