【産経新聞】2024年、東アジアに荒波来たる? 「佐渡金山」が占う日米韓の結束
2024年も東アジアは嵐の予感が漂っている。日本海は今年も、北朝鮮、ロシア、中国と民主主義陣営が対峙(たいじ)する最前線となる。新潟県の「佐渡金山」は、日米韓の安全保障協力の行方を占う試金石になるかもしれない。年明けの大波は1月、台湾に押し寄せる。蔡英文総統の後継者を決める総統選がある。選挙戦は与党、民主進歩党の頼清徳副総統が支持率でリードし、最大野党、中国国民党の侯友宜(こう・ゆうぎ)新北市長が追う展開が続く。