【中国が最も恐れる現実】台湾の成熟を世界に示す総統選 自分は「台湾人」6割超え…平和的統一と逆のベクトル
台湾の総統選が13日、投開票される。世論調査では、中国との関係で現状維持を唱える与党「民主進歩党」の頼清徳(らい・せいとく)副総統が優位に立ち、親中国の野党「中国国民党」の侯友宜(こう・ゆうぎ)新北市長が追う展開だ。野党「台湾民衆党」の柯文哲(か・ぶんてつ)前台北市長は出遅れている。だが、2004年の総統選では、投票前日に民進党候補だった陳水扁(ちん・すいへん)氏が銃撃されて負傷し、僅差で勝利する「事件」が起きた。