【読売新聞】海底で見つけた元寇船を引き揚げたら「軍事編成の研究できる」…弘安の役750年向け研究者意欲
元寇げんこう の舞台として知られる長崎県松浦市・鷹島沖の鷹島海底遺跡での発掘調査について、国学院大の池田 栄史よしふみ 教授(水中考古学)による成果報告会が島内で開かれた。昨年10月に海底で確認した木製の構造物について、池田教授は3隻目の元寇船の可能性があると改めて指摘し、今後の調査の重要性を強調。2度目の元寇・弘安の役(1281年)から750年となる2031年を「一つの節目」とし、船体の引き揚げなどに向けて取り組む意欲も示した。