経由地の台湾で中国人家族が亡命申請、台湾当局は却下…総統選直後のタイミングでの中台関係緊張を懸念か
マレーシアのクアラルンプール国際空港から台湾の桃園国際空港経由で中国・北京に向かうマレーシア航空機に搭乗していた中国籍市民3人が1月30日、桃園空港でトランジットの際、空港係員に「台湾に亡命したい」と求めたが、台湾当局は拒否し、出発地のマレーシアに送り返していたことが明らかになった。今回の3人への対応は台湾総統選直後ということもあり、台湾当局が中国とのトラブルを起こしたくないとの思惑が働いたとみられる。