【TSMC】経済効果20兆円 2年間24時間工事…熊本のキャベツ畑がシリコンバレーに
「もともとここはすべてキャベツ畑でした。ところが2年以上にわたり24時間工事が行われて完全に変わりました」。22日午後、日本の熊本空港で会ったタクシーの運転手が白い建物を指した。世界最大半導体ファウンドリー(委託生産)企業の台湾TSMCが1兆2000億円を投資して建設した日本国内初の工場だ。最近試験稼働に入ったここは今年末から本格的にカメラ・自動車などに入る12-18ナノ級(1ナノメートルは10億分の1メートル)半導体を生産する。