【ハンギョレ】韓国の益山双陵は百済の武王の墓だろうか…「本当の主人」を探す論争は続く
郷歌「西童謡(ソドンヨ)」は7世紀初めの新羅・百済の恋する人々の恋愛談だ。新羅の善花(ソンファ)姫が百済の青年薯童(ソドン)に夜に会ったという奇妙な内容を含んでいる。この歌の事情が込められたところが全羅北道益山市(イクサンシ)石旺洞(ソクワンドン)にある2基の墓「双陵」だ。百済の武王(?~641)が双陵の大きな墓である大王陵に、善花姫は小さな小王陵に眠ったと伝えられてきたが、2017~19年の発掘調査の結果、これは相当部分が事実だと発表された。