【韓国総選挙】「タマネギ男」政党の人気がなぜ高いのか
「法難」訴え曺国元法相の新政党が選挙戦の目玉に韓国は、いま選挙モード一色だ。総選挙の投開票が2024年4月10日に迫っており、ソウルはじめ全国各地で候補たちが朝から晩まで走り回っている。日本の選挙戦よりずっと熱い。どの国でも選挙の争点はもっぱら生活に身近なイシューであり、外交は脇役だ。とりわけ今回は大統領選挙ではなく国会議員を選ぶ4年に1度の闘いで、候補たちの遊説を聴いていても「この地区に新たな交通網を整備します!」といった身近な公約ばかりだ。