【鹿児島・口之島沖】韓国籍ケミカルタンカー座礁、積み荷の「シクロヘキサン」か…周辺で基準超す成分検出
鹿児島県十島村の口之島沖で16日に発生した韓国籍のケミカルタンカーの座礁事故を巡り、第10管区海上保安本部の坂巻健太本部長は25日の定例記者会見で、「船舶の所有者に対し、早急に撤去するよう指導していく」と述べた。10管によると、座礁した船舶は「キョヨン・パイオニア」(2577トン)。韓国人船長が適切な針路を取らず浅瀬に乗りあげたことが原因で、船舶からは積み荷の化学物質や油が流出しているとみられる。