タイ政府、外国観光客「入国税 1280円」徴収計画…業界の反発で白紙化
外国観光客から「入国税」を徴収しようとしていたタイ政府の計画が業界の反発によって廃棄された。10日、現地メディア「ネーション」によると、タイのセター・タウィーシン首相は9日、外国観光客に入国時に1人当たり300バーツ(約1280円)を徴収しようとしていた前政府の計画を撤回すると明らかにした。セター首相は入国費を徴収すれば短期収入は増やすことができるが、長期的に見ると300バーツを徴収しないほうがより多くの観光客のショッピングなど支出を誘導し、経済をさらに活性化させることができると話した。