【読売新聞】ドイツ、フォルクスワーゲン系ガスタービン事業の中国売却を認めず…軍事転用を懸念
ドイツのショルツ政権は3日の閣議で、独産業機械大手MANエナジーソリューションズによる中国企業へのガスタービン事業売却を「安全保障上の理由」で許可しないと決定した。ロイター通信などが報じた。タービンやエンジンなどの製造を手がける独産業機械大手の同社は独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)の子会社。中国国有造船大手の子会社とガスタービン事業の売却で合意し、欧州域外からの投資内容を審査する政府に承認を求めていた。