「銃下ろして戦おう」…中国が領有権紛争で「刀、ハンマー、つるはし、おの」を使った理由
第5世代ステルス戦闘機など最先端武器を備えた軍事大国の中国が21世紀の紛争で銃の代わりに刀を持った。南シナ海で起きているフィリピンとの領有権争いでだ。中国が先端武器をやめ近代戦とは距離がある武器を活用したのは緻密に計算された戦略という分析が出てきた。先月末、中国とフィリピンの領有権紛争地域である南シナ海のセカンドトーマス礁(中国名・仁愛礁、フィリピン名・アユンギン礁)で中国沿岸警備隊が補給任務を遂行中だったフィリピン海軍を攻撃し、フィリピン軍の1人が指を切断した。