「台湾有事は日本有事」の戦略的発想が理解できない石破氏 主張を否定も支離滅裂、安倍元首相へのルサンチマン(恨み)か
「台湾有事は日本有事」と安倍晋三元首相が主張していたのは、単に日本が中国の台湾侵攻に巻き込まれるということではなかった。台湾は民主主義国家の普遍的価値観を共有する事実上の国家であり、その主権を踏みにじることは民主主義国家の普遍的価値の否定に等しい。台湾有事は権威主義国家に対峙(たいじ)すべく「民主主義国家の普遍的価値の普及」を主唱し、結束を呼び掛けている日本の問題でもあり、ともに中国の軍事的脅威をはね付けようということだ。