【ハンギョレ】岸田首相、記念撮影だけで終わるなら来る必要はない
今月末に退任を控えた日本の岸田文雄首相が、今週韓国を訪問し、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領と会談する。岸田首相にとっては韓日関係改善という自身の「外交功績」を誇示する意味深い日程かもしれないが、「コップの満たされていない残りの半分」に挫折している韓国人の心境は複雑だ。そのうえ、佐渡鉱山の(世界文化遺産登録をめぐる)「外交惨事」、不適格な人物の独立記念館長任命など、尹錫悦政権の度重なる失政により、韓国国民の間では日本に対するもどかしさが募っている。