【朝鮮日報コラム】「鬱憤社会」韓国 「火病」とは、韓国固有の病気の名称だ
「火病」とは、怒り(火)をうまく解消できず我慢しているうちに発症する韓国固有の病気の名称だ。我慢して耐え忍ぶことを美徳としていた文化的背景に関連している。米国精神医学会が作成する精神疾患の診断・統計マニュアル(DSM)には一時期、火病が「Hwa-Byung」という英語表記で掲載されていた。かつては中年女性によく見られる症状だったが、ストレスを感じることが増えた現在では、発症する年齢も低下し、男性でも火病の症状を訴えるケースが少なくないという。