日本が旅行先に選ばれる「ビッグマックがたった480円」欧州最貧国グループのルーマニアよりもマクドナルドが安い
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ー前略ー
これらの数字を円グラフに置き換えてみると、中国の減少と韓国の増加がやはり目立つ(図表3)。中国の減少は団体旅行が2023年8月まで解禁されなかったことや、福島第一原発の処理水の放出に国として反対し、関係が良好とは言えない時期だったことも一因だろう。国の施策が大きく影響するため予想を立てるのは難しいが、日本へのインバウンド、言い換えれば観光立国の成否のカギを握っているのは、中国の動向である。