【朝鮮日報】韓国人気俳優の慰安婦小説 なぜ英オックスフォード大は韓国学必修教材に採用したのか
タレントの車仁杓(チャ・インピョ)氏が小説を書く決意したのは除隊したばかりの1997年夏だった。その日テレビをつけると背が低い丸顔の老女が空港のゲートから出てくる様子がライブ中継されていた。16歳で日本軍慰安婦として連れ去られ、カンボジアの奥地で55年生きてきたという女性だ。「死ぬ前に一度は故郷に何としても来てみたかった」と語る70代の女性が入国ゲートで「アリラン」を歌った時、車仁杓氏は「針が胸を突き刺すような苦痛と怒りを感じた」と当時の思いを語った。