【産経新聞】「北朝鮮をわかっていない」と批判 石破新首相に拉致被害者家族、有本明弘さんが失望感
自民党の石破茂総裁(67)が1日、首相に就任した。新しい内閣の誕生を受け、北朝鮮による拉致被害者の有本恵子さん=拉致当時(23)=の父、明弘さん(96)が同日、神戸市長田区の自宅で産経新聞の取材に応じ、アメリカを巻き込んだ交渉の必要性を訴えた。石破氏が拉致問題の解決に向け、交渉の足掛かりとして「東京と(北朝鮮の首都)平壌に連絡事務所を開設する」との意向を表明していることについて明弘さんは、「石破氏は北朝鮮がどのような国か全くわかっていない。