理工系敬遠現象で人材枯渇、韓国社会20年分のツケを払わされるサムスン電子
韓国を代表する企業であるサムスンの危機論は、外部だけでなく内部からも出ている。サムスン電子の半導体部門を率いる全永鉉(チョン・ヨンヒョン)副会長は8日、「多くの人がサムスンの危機を語っている」とし、謝罪文を発表した。本紙が取材したサムスンの現役・元役員や従業員、専門家は「技術リーダーシップ不在や緩んだ組織文化など社内の問題だけでなく、理工系人材の不足など、韓国の半導体競争力を保つための社会システムが弱体化したことが重なった結果だ」と指摘した。