【産経新聞】日本語覚える気ない…実習生の質も低下 外国人材制度はゆがんだビジネスから脱皮できるか

外国人材の受け入れ制度として30年以上続く技能実習では、劣悪な職場環境でも転籍(転職)が原則認められず失踪が相次いでいる。対策として政府は今月、転籍を認める要件の明確化を図ったが、制度を取り巻く問題はこれだけではない。日本語を覚える気もない実習生、監査を怠り機能不全の監理団体-。令和9年にも技能実習に代わる新制度「育成就労」が始まるのを控え、実習生の受け入れ企業からは「本当に改善されるのか」と疑問視する声も上がる。