駐韓米国大使が与党代表と面談、韓国軍統帥権問題で懸念表明「北が挑発してきたら誰と話せばいいのか」
フィリップ・ゴールドバーグ駐韓米国大使が韓国政府高官や与党・国民の力の上層部に相次いで会い、「非常戒厳」問題以降の韓国軍統帥権問題に懸念を表明していたことが10日、分かった。尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領が政治的に軍統帥権を行使するのが困難な状況で、北朝鮮の軍事挑発などの有事の際、「韓悳洙(ハン・ドクス)首相・韓東勲(ハン・ドンフン)与党・国民の力代表」体制は大統領固有の権限である軍統帥権を行使できるのか、ということだ。