国軍防諜司令官「尹大統領、総選挙惨敗後に戒厳に数回言及。『それはいけない』とひざをついて引き止めた
12.3非常戒厳事態を捜査中の検察特別捜査本部(特捜本)は、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が4月の総選挙の与党惨敗以降から戒厳宣言に言及し始め、それ以降も何度か同じ考えを示唆する発言をしたという陳述を確保した。呂寅兄(ヨ・インヒョン)国軍防諜司令官は10日、特捜本の召喚調査で「非常戒厳の事前兆候を認知したのか」という質問に対し、「総選挙が終わって初夏に大統領と食事の席があったが、時局を心配する話をしながら激しくなり、戒厳の話を持ち出した」と述べたことが11日、把握された。