【産経新聞】韓国「戒厳令」騒動、日本の新聞報道に求めたい「軍隊と民主主義」に関する考察
新聞に喝! 国防ジャーナリスト・小笠原理恵
昨年12月に韓国の尹錫悦(ユンソンニョル)大統領が宣言した戒厳令(6時間後に解除決議が採択され撤回)騒動に伴う政治的混乱が続き、収束する気配が見えてこない。大統領による戒厳令宣言について、日本の新聞メディアは「韓国『非常戒厳』 民主主義破壊する愚挙」(朝日新聞)、「正当性欠く深刻な過ちだ」(産経新聞)、「韓国民主化の歴史を否定する『非常戒厳』」(日経新聞)といった批判的な社説を展開した。