【中央日報社説】惨憺たる現職大統領の逮捕…与野党、もう政治回復に向かうべき
12・3非常戒厳事態が発生してから43日目の昨日、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が高位公職者犯罪捜査処(公捜処)に逮捕される場面は痛ましかった。幸い、令状執行過程で大きな衝突は避けたが、憲政史上初めて現職大統領が逮捕された事実だけでも国家の品位は落ちるしかなかった。尹大統領は違憲・違法な非常戒厳を宣言し、軍と警察を動員して暴動を起こしたという内乱首魁容疑を受けているが、その裏には交渉と妥協が消えた政治不在と極端な陣営化がある。