【江南タイムズ】「DeepSeek」に見る検閲の実態 天安門事件への質問で即座に回答拒否、ChatGPTとの対応に歴然たる差
中国の人工知能(AI)モデル「ディープシーク(DeepSeek)」のR1は、米オープンAIのChatGPTに匹敵する能力を示したが、国際問題に対する姿勢は大きく異なった。ChatGPTが中立的・客観的な回答を提供する一方、ディープシークは中国政府の立場を代弁する傾向が見られた。特に、天安門事件・台湾・チベットなどの敏感な問題に関しては、一度作成した回答を削除するなど、中国政府による検閲を受けている可能性が浮上した。