経団連など財界代表団が訪中、共産党指導部と会談へ 水産物輸入再開や邦人安全確保を要望
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経団連、日本商工会議所、日中経済協会のトップが率いる財界合同訪中代表団は16日、北京市に到着した。21日までの日程で北京や湖南省長沙市で中国政府高官らと意見交換を行い、17日には中国共産党指導部と会談する見通し。日本産水産物輸入の早期再開など、日中間の経済課題の解消につなげることを目指す。今年の訪中団は、経団連の十倉雅和会長(住友化学会長)と日商の小林健会頭(三菱商事相談役)が最高顧問、日中経協の進藤孝生会長(日本製鉄相談役)が団長を務めている。