米国、イスラム神学校を制裁対象に決定 テロ支援理由に
アメリカ政府は、パキスタンにあるイスラム教の神学校が国際テロ組織のアルカイダや反政府武装勢力のタリバンを支援しているとして、制裁対象にすると発表し、アメリカがテロの温床となっているとみる神学校に対する圧力を強めていく方針です。アメリカ財務省は20日、パキスタン北西部のペシャワールにあるイスラム教の神学校と、アルカイダの幹部のパキスタン人について、テロ活動を支援しているとして制裁の対象にし、アメリカ国内にある資産の凍結やアメリカ人との取り引きを禁止すると発表しました。