【メキシコ】麻薬王の拘束作戦、無人機と盗聴で米国が支援
13年間の逃亡の末、22日にメキシコ海兵隊に身柄を拘束されたメキシコの麻薬密売組織「シナロア・カルテル」の最高幹部「エル・チャポ」ことホアキン・グスマン容疑者(56)の拘束作戦では、米当局が無人機の投入や携帯電話の盗聴で作戦を支援していた。24日、米政府当局者が匿名でAFPに明かした。過去7年間だけで7万7000人以上が犠牲になったメキシコの麻薬抗争がらみの事件のほとんどに関与しているとされるグスマン容疑者は、2001年にメキシコの刑務所を脱獄し、逃亡を続けていた。