【シリア】アサド大統領、3期目の当選で反発…反体制派、首都ダマスカスで奇襲作戦を画策か、政権側は警戒強める
シリアのアサド大統領が4日、大統領選で3期目の当選を決めたことで反体制派が反発を強めるのは必至だ。反体制派が首都ダマスカスで奇襲作戦を画策しているとの見方がくすぶり、政権側は警戒を強める。シリア北部では最近、反体制派が地下にトンネルを掘って爆弾を仕掛ける「トンネル爆弾」による攻撃が相次いだ。ロイター通信によると、治安当局は5月上旬、ダマスカスの政権中枢施設の地下で同様の動きがないか調査していたという。