【ブラジル】刑務所での全裸身体検査、禁止法案を上院議会が可決…「全裸で性器に触れられたりするのは、人間の尊厳を軽視した行為」
上院議会で5日、国内の刑務所で面会者らに対して行われる全裸での身体検査を禁止する法案が可決された。同日付の地元紙(電子版)が報じた。この法案は、身体検査の際には金属探知機やX線などの電子装置を使用するべきで衣服を脱ぐ義務はないと主張するものだが、電子装置で検査ができない面会者や電子装置によって不審物が発見された面会者の場合に限り、刑務所の職員が着衣の上から直接触って検査するよう定めている。