【イラク】イスラム過激派が制圧の北部、戦闘激化を恐れて住民脱出続く…マリキ政権に冷遇されてきた不満から、過激派歓迎のスンニ派も
イスラム過激派が制圧したイラク北部ニナワ州モスル近郊のハザル検問所に十三日、記者が入った。過激派の進撃に伴う戦闘を恐れて避難する住民の長い列ができていた。ただ、シーア派主導のマリキ政権に強い反感を持つスンニ派住民が多い地域のため、スンニ派の過激派を歓迎する声も出ていた。過激派「イラク・レバントのイスラム国」主体の武装組織が十日に制圧した後、モスルでは激しい戦闘は起きていないようだ。