【ドイツ】独政府、米通信大手ベライゾンとの契約打ち切り、米NSA盗聴問題で…2015年までにドイツテレコムとの契約に切り替え
ドイツ政府は27日、米通信大手ベライゾン・コミュニケーションズとの契約を打ち切ると発表した。同社は、ドイツのメルケル首相の携帯電話などを盗聴していた米国家安全保障局(NSA)の求めに応じ、顧客の通話履歴など膨大なデータを提供していたとされる。契約破棄は盗聴問題の再発防止が目的とみられる。ドイツ内務省は「政府には高度なセキュリティー対策を施した通信インフラが必要だ」と表明。