【アメリカ】米核廃棄物、「地下くすぶり熱」で高まるリスク…熱せられた場合、より多量の放射性物質を空気中に放出するおそれ
写真=ウエストレイクごみ廃棄場を見る地元住民グループの2人(3月5日)
過去の核兵器開発に関わる放射能汚染の「遺産」を抱えるこの地域では、人体への影響が懸念されており、早急な対応を求める声が高まっている。ミズーリ州のある環境コンサルタントは最近、地下の廃棄物が徐々に熱を帯びることで起きる「地下くすぶり事象(subsurface smolderingevent)」が、数千トンの放射性廃棄物が埋まるウエストレイクごみ廃棄場の一画に近づいているかもしれないと警告した。