【中東】シリア反体制派の「ヌスラ戦線」、幹部拘束を契機にレバノン軍と交戦…内戦以降初、市民を含む20人以上が死亡
シリア国境に近いレバノン北東部アルサルで2日、レバノン軍がシリア反体制派の武装組織「ヌスラ戦線」の幹部を拘束したことを契機に、ヌスラ戦線側がレバノンの警察署などを襲撃し、軍・治安部隊との戦闘に発展した。地元メディアによると、戦闘は3日も続き、市民を含む20人以上が死亡した。2011年にシリア内戦が始まって以降、シリア反体制派がレバノンを本格的に攻撃したのは初めてで、緊張が高まっている。